こち亀 エピソード集 (一部ネタバレ含む)

秋本治先生のこち亀の名作エピソードをランダムで紹介、感想を綴っています

究極のビデオ道の巻 感想

これはある一般家庭の親子の風景である

 

 

ビデオカメラを片手に息子を撮影する父親

 

 

今日は子供の運動会があり父親は子供の成長をカメラに納めるため作られた演出をしているようだ

 

 

撮影に夢中になるあまり坂を転がり落ちてしまう父親

 


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(出典元:秋本治先生のこち亀62巻より画像一部引用させていただきました)

すかさず両さんと中川が転がってきた父親を助けるが感謝よりさきにビデオカメラが壊れなかったか心配する父親

 

 

気になった両さんは運動会へ向かう親子の後を追ってみた

 

 

運動会場は物凄い父兄の数で溢れかえっていた

 


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世はビデオカメラブーム真っ只中、皆、自分の子供の勇姿をカメラに納めたいようだ

 

 

もはや子供の運動会というより親の運動会である

 

 

無事に運動会も終わったのは良いが親子の自宅は今まで撮りためたビデオテープで溢れかえっていた

 

 

父親が保管に困っていると中川が貸し倉庫の準備をしてくれるというので全てのビデオテープを車に積み倉庫へ向かうのだった

 

 

しかし、ここで天文学的確率で中川の車に隕石が落ちてきた


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全てのビデオテープがパァになり泣き崩れる父親だった

 

 

数日後、自暴自棄になってしまったと思われた父親が息子と一緒に派出所にやってきた

 

 

 


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父親の顔は何故かとても清々しそうだ

 

 

機械で作られた偽りの記録より今、一緒に遊ぶ事の方が大事だと気づかされたようだ

 

結果的に良い方向へ修正する事ができ両さんと中川も安心して親子の背中を見送るのでした

 

 

 

 

 

 

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