例のごとく金欠時には社会人野球やサークル関係の助っ人を生業としてお小遣い稼ぎをしている両さんだがここ最近は突然の豪雨などにより試合が中止されてしまう事が多々あり生活費にも困っていた
そこで両さんが考えたのはサーカス場から使い古したテントを格安で買い取り、テント内で野球の試合をするという考案だ
さすがにテント内は狭いがそこは発想転換で当たった場所により出塁を決める方式が採用された
このテント野球が思いの外、好評であったため商店街のメンバーも低予算で仕上げるたもアーケードの増改築ではなくテント方式で雨避けを作ってほしいと両さんに頼みこんだのであった
かくして出来上がったのは竹とナイロンで作った両さん特製低予算アーケードだ
はじめのうちは雨避けに便利と商店街も活気を取り戻していたのだが、このナイロン商店街にも弱点が一つだけあった..
それは雪だ..
ギシギシと音をたて迫り来る自然の猛威である雪
果たして両さんや商店街の人たちはどうなってしまうのか？
