街のはずれにある古びた出版工場に大量の本が廃棄されていた
出版した本が全く売れずに返品されてしまったようである
本の内容が世界のペン先では売れないのも頷ける
出版工場再生のために一肌ぬいだ両さんは片っ端から人気漫画家にアポをとり原稿を書いてもらおうとするも名前も聞いた事がない出版社では当然門前払いされてしまう
発想の転換を考えた両さんは漫画スクールを開校し生徒から授業料を徴収した上、出来上がった原稿を漫画雑誌に掲載するというアコギな考えを思い付く
しかし、やはり名前も知らない出版社から出た雑誌など全く売れず生徒たちからもブーイングが巻き起こり両津漫画スクールはあっという間に倒産してしまった
出版業界も厳しい世界である事をまざまざと見せつけらるのでありました