今年もやってきた忘年会シーズン
恒例のように寝坊して集合時間に遅れた両さんは中川のスーパーカーに乗りバスを追いかける
バスの中で自分の悪口を言われているのをしっかり聞いていた両さんは高速道路を走行中でありながら中川の車からバスに飛び移り成敗していく
いつもながら両さんの周りは旅館に到着する前から大騒ぎだ
旅館に着いてからも両さんの悪態は収まらず新人婦警にもハレンチ行為をはたらく
両さんが宴会場で騒いでいると隣の部屋の組員たちが乗り込んできた、警察官だとはわからなかったようだ
手柄をえるため組員たちを次々と検挙していき金一封をもらえると期待していたが両さんだったがそうは問屋がおろさず、まさかの結末を迎えるのだった
両さんが暮らす独身警察寮、ニコニコ寮にて
出勤時間になり目を覚ます両さん、ふと鏡を見ると自分の姿がニワトリに変わっていた
考えている時間もないためとりあえず派出所へ向かうも部長たちの両さんに対する反応はいたって普通だ
ただ事でないと思った両さんはこんな事ができるのは天国警察のじいさんしかいないと自分の羽で自力で天国まで上がっていったのだった
じいさんに話しを聞くと両さんをニワトリにしたのは天国よりもさらに上にすむ神の仕業だという
神にあった両さんは二度と悪さをしないという約束を条件に元の姿に戻してもらった
しかし、このまま素直に引き下がる両さんではない、神をも恐れぬ男、それが両さんなのだ
神の寝込みを襲い縛りあげた両さんは神の弱点を見つけ逆に神を利用して自分の欲求を満たすのであった
しかし神の方が一枚上手であった(鷲の土地)確かに嘘はついていないのである
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今年の派出所、秋の旅行は部長の要望もあり温泉旅行に決まっていた
ただ温泉旅行するだけではおもしろくないと思った両さんはまだ誰も知らない秘境温泉を探し部長たちを招待するのだった
現地へは両さん自身も行った事がないため本当に秘境と呼ばれる場所であった
(出典元:秋元治先生のこち亀57巻より画像一部引用させていただきました)
旅館へ到着するも店主の様子が妙によそよそしい..何か秘密がありそうだ
温泉に行ったはずの両さんが一目散に戻ってきた
本当はこの村には温泉などなく観光客が減っていたため嘘をついてまで客寄せを行っていたというのだ
乗りかかった船とあり中川の財力を惜しみ無く使い温泉脈を掘り起こす事となったが
どうやら地下深くまで掘りすぎたためマグマが発生してしまった
その後、マグマはなんとか鎮火するも温泉旅館どころではなくなってしまった
方向転換を考えた両さんはマグマの塊をロードレース場として一山当てる事に成功するのだった
やはりいつもながら両さんの発想には目をみはるものがある
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ある日の公園での出来事
子供たちにラジコンの指導をしている両さん
突然意識を失いそのまま倒れてしまった
魂が抜け出た状態で天国警察へとやってきた両さん
どうやら手違いで他人の命のロウソクを消す巻き添えで消されてしまったらしい...
天国警察側の不手際のため仕方なく生き返らせるための手続きをはじめる花山のじいさん
一方の両さんは生き返るための手続きの2時間でイタズラされないように幽体離脱した体で派出所に自分自身を持ち帰った
そして生き返るまでの間、日頃の恨みを晴らすべく部長に乗り移り悪のりする両さん
部長に成り済ましイタズラを続ける両さんだが花山じいさんにバレてしまう
イタズラで他人に乗り移る悪さをした両さんは二度と悪さをしないと誓うまで花山のじいさんに動物にしか憑依できないこっぴどいお仕置きをされるのだった
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署内報で開催されている俳句集で両さんが金賞銀賞のダブル受賞の快挙を果たした
(出典元:秋元治先生のこち亀57巻より画像の一部使用させていただきました)
以外な所で才能を発揮した両さん
この快挙にいち早く目をつけたのは本の出版で有名な鋼鉄社だ
素人ならではの自由な発想と着眼点が功をそうして鋼鉄社から両さんあてに執筆依頼が舞い込んだ
そして両さんの個性丸だしの原稿が大ベストセラーとなってしまった
解読不能の字に先が全く読めない物語構成など両さんを天才と位置付ける専門家も現れた
警察官のイメージアップにつながった事でさらなる原稿を執筆させるため所長たちは両さんをホテルに監禁してしまう
元々さぼりながら自由に書く事で独自の発想が生まれていた両さんにとって監禁生活はストレスとなり思うように執筆は進まなかった
そして旬が完全に過ぎてしまい今、本を出版しても価値はないと判断されてしまった
両さんを監禁してまで原稿を執筆させていた署長と部長は変わり果てた両さんに対して罪の擦り合いをするのであった
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どれだけの人がお金を払って入場券を買ってくれるかでその人の人望や価値が問われる
自分勝手な人生を生きてきた両さんには果たしてどれだけの人望があるのか確認したくなった両さんは入場料をとり、自身のパーティーを開く事となった
しかし人望どころか半ば脅迫まがいでパーティー券を売っていく両さん
部長さえも口の上手さで丸め込みパーティー券を買わせてしまう両さん
よくわからないパーティーにお金を払って出席させられる被害者パーティーが始まってしまう
調子乗った両さんはさらに大規模なディナーショーを開催するも詐欺まがいの告知についに怒りをあらわにする部長
しかし、気づくと今日の売り上げの全てが入ったバッグが盗まれていた事に気付いた両さん
売り上げが全てパァになりさすがに不憫に思う心優しき部長であった
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現代は保険ブームである
何かあった時の安心を買う、日本人にとっての転ばぬ先の杖である
保険など全く興味がなかった両さんだが中川の話しを聞きいつものように上手い儲け話しを考えだす
葛飾警察署内にて
保険の代理店を始めた両さん
口先１つでお得感を与える気持ちにさせ契約を次々にとっていく
しかし実際はとんでもない量の契約書に支給対象項目が書かれており全ての人間を金だけ奪い支給対象から除外していく
ほとんどの人間は分厚い契約書などに目を通さない人間の心理をうまくついた両さんであった
そして儲けに儲けたお金を貯金する事もなく1000万する高級美術品をキャッシュで購入した両さん
あまりの身勝手さに部長が怒ると弾みで壺が割れてしまう
本来古美術品には保険がかかるらしいが両さんは保険に加入していなかったのだ
悪銭身につかず、まさにオチ通りの結果となってしまった
幼稚園の前、横断歩道に堂々と路上駐車している車
(出典元:秋元治先生のこち亀55巻より画像一部引用させていただきました)
ミニパトから現れたのは麗しき麗子嬢だ
違法駐車で口論になるも鮮やかな身のこなしで不良たちを退治していく
不良たちもこのまま黙ってはいない、後日、街中に麗子のイタズラ書き写真がばらまかれたのだ
怒った麗子は両さんを乗せ不良たちの追跡を開始した
麗子のドライビングテクニックにたじろぐ不良たちは車のままスキー場へと逃げ込む
滑走路まで逃げるもあえなくご用となった
後日、麗子の肝っ玉に惚れ込んだ不良たちは麗子の弟子になってしまうのだった..
めでたしめでたし??
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こちら葛飾区亀有公園前派出所両さんの産業と仕事大達人 産業と仕事を知れば社会のしくみが見えてくる （満点ゲットシリーズ） [ 秋本治 ]
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最近太ってきたのではないかと指摘される両さん
自己管理能力を問われ急遽ダイエットを決行する事になってしまった両さん
とはいえ食べる事が生き甲斐の人間ポリバケツ両さんにとってダイエットは苦行そのものであった
ハンバーグランチを注文していたがハンバーグとポテト、ごはんを半分持っていかれ残ったのはキャベツとごはん半分のみだ
ダイエットが数日間続きパトロールにも身が入らない両さんは道端のう◯こさえもかりんとうに見えるようだ
ついに我慢の限界にきた両さんは部長のカツ丼を食べてしまうがすぐに見つかる..
ダイエットが長続きしないと思った部長は無謀にも1キロ痩せるごとに1万円をあげると約束してしまった
部長はお金がかかった時の両さんの驚異的な力を発揮する事をすっかりと忘れていた
数日後、両さんは変わり果てた姿となり現れた、さすがの部長も今回は両さんの意地に降参であった
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最近ちまたで幅を利かせている悪質セールスマングループ
悪質会社の動向を探るため両さんがスパイ役として抜擢された
さっそくプロセールスマンにより指導がはじまる、セールスマンは時間との勝負、実生活でも使える、ためになるノウハウを得る両さん
元々口八丁の両さんにとってセールスマンはむしろ天職であり次々と売り上げを伸ばし気付けばミイラ取りのはずが完全にミイラにされていた
スパイから戻って来ない両さんにさすがに疑問を感じた部長たちは一気に現場に踏み込む作戦に出た
踏み込み先では両さんが当然のように金のために悪質セールスを行っていた
部長たちの気配にきずき囮作戦であった事を主張する両さんだったが後のまつりだ、、
両さんは首謀者として連行され事件は一件落着となった
