こち亀 エピソード集 (一部ネタバレ含む)

秋本治先生のこち亀の名作エピソードをランダムで紹介、感想を綴っています

2022-01-01から1年間の記事一覧

レジャーランドツアー(前編)感想

連日うだるような暑さが続き、さすがの部長でさえもバテ気味である という事で珍しく今回は部長の提案でバカンスへと繰り出す事になった一行でありました やってきたのはスーパー船橋ヘルスセンターランドというアトラクションプールだ 広さは総面積が世田谷…

痛い恩返しの巻 感想

近所の子供たちが公園に落とし穴を作り両さんを穴にはめようとしたが百戦錬磨の両さんにとって子供たちが作った落とし穴などお見通しで罠にはめる事ができなかった 落とし穴の見本を見せようと両さんは落とし穴を作り中川をはめようとしたが偶然ランニング中…

ポリスマンの条件の巻 感想

最近の警察官は昔と比べ体力がなく実戦になった時に対処できなくなる可能性があるため両さんは部長の指示により新人警察官の体力指導を任されるのであった しかし今年の新人警察官一覧の写真を見て唖然とする両さん (出典元:秋本治先生のこち亀71巻より画像…

最新歯医者事情の巻 感想

部長が鬼の形相で派出所に出勤してきた! 両さんは日頃隠していた悪事がバレてしまったものだと思い込み慌てて部長に謝罪するも両さんの悪事は全く関係がなく部長は歯痛のため顔が引きつってしまっているのだそうだ 急遽中川が関連するデンタル歯科医院に歯…

激走!模名古村三輪レースの巻 感想

オート三輪愛好家たちが集まるチキチキマシン三輪レースという大会が開催された 両さんは中川と一緒にレースに出場する予定であったが中川の急な仕事により出場できなくなってしまった レースの出場は二人一組が原則のため焦った両さんは急遽麗子を呼びレー…

和服リバイバルの巻 感想

部長に頼まれて署に届けるための人形焼きを20人前浅草で買ってくるよう頼まれた両さん 1万円渡され浮いたお金はお駄賃として貰えるとわかった両さんは目の色を変え走り出した 浅草は両さんにとって庭のようなものだ、幼なじみの和菓子屋から人形焼き20人前を…

怪童.両津奮戦すの巻 感想

警視庁主催にて各署対抗女子リーグ野球大会が開催される事が決まった 麗子率いる亀有チームも大会に向け猛練習を開始するが皆、野球未経験の素人であるため外野から練習風景をあざ笑う両さんがいた 両さんは麗子チームの実力なら3人だけでも勝てると3対9の野…

コードレス.パニックの巻 感想

派出所にも最新機器のコードレスホン電話が導入された(掲載時平成2年 西暦1990年) 最新のコードレス電話機に興味津々の両さんは通話範囲を確認するため派出所を飛び出すが慌てて外に出たため車に引かれるという事件発生... 気を取り直して派出所に戻ってくる…

備えあれば憂いなし 感想

麗子が友達の婦警と一緒に派出所でピザを食べている時に両さんがやってきた 両さんはピザを見るなり開口一番に子供の頃にみた肥◯めにそっくりだと言い放った 怒った麗子はピザを両さんの顔めがけて投げ放ったが両さんは何事もなかったようにピザを食べはじめ…

花咲か両さんの巻 感想

部長が自宅で栽培した胡蝶蘭を持ってきた 胡蝶蘭とは高級な花で(幸福が飛んでくる)という花言葉でお祝いなどの時に贈られる印象が強い (胡蝶蘭フリー素材より) 胡蝶蘭を初めて見た両さん曰く、出来損ないのギョーザが並んでいるようだ、との事である しかし…

秘薬リョーツGPXの巻 感想

パトロールをさぼって河川敷の配管の上で昼寝をしている両さん 目が覚めると配管から転げ落ち河川にまっ逆さまにダイブしてしまった.. その際に財布を落としたらしく川の中を一時間以上捜索していた両さん 後から分かった事だがこの河川には数時間前に手違い…

ボルボ式射撃特訓の巻 感想

ボルボ西郷が暮らすマンションにて― 就寝中であっても常に拳銃を構え反応できる体制をとる用心深さ(というか臆病者) そして自分でセットしたはずの目覚まし時計に反応して銃を乱射する用心深さ(というか臆病者) ボルボの毎朝はこんな感じで常に気が収まる時…

カナダ翻堕羅拳法珍道中の巻(後編)感想

カナダに翻堕羅拳支部を作るためにやってきた麻里親子+両さんだったが諸事情ありバカンスを楽しむ事となった スキーは40年ぶりという初心者丸出しの麻里晩は両さんのスパルタレッスンを受ける事になってしまった.. 日頃の恨みも込めて斜面90℃の直角から突き…

カナダ翻堕羅拳法珍道中の巻(前編)感想

今回は麻里家マリア一家のお話しである 土地の価格が安いという理由から海外支部としてカナダにも道場を作る事を決めた翻堕羅拳総帥の麻里晩 カナダ道場の支部長としてマリアが任命されたが断固拒否するマリア マリアの条件は両さんと一緒であれば考えるとい…

恐怖の箱男の巻 感想

両さんが真冬のパトロールをさぼって部長に見つからないようにロッカーに隠れるが不運が続きロッカーに閉じ込められてしまうお話し ロッカーに身を隠す両さんだが出掛けたはずの部長が戻ってきて出るタイミングをなくしてしまう両さん ロッカーは両さんが入…

翻堕羅道場新年会の巻 感想

今年も早いもので大晦日 両さんは毎年の恒例行事として部長宅の新年会に出席しおせちとお酒をたらふく食べる楽しみを控えていたが今年の部長は年末から温泉旅行に行ってしまいお正月には帰ったらこないらしい 給料を使い込んでしまい正月を越せなくなってし…

聖なる夜の大天罰の巻 感想

前回マリアの妹マリリンが東京見物に来てマリアの代わりに派出所勤務をする事になってから毎日びくびくしながら出勤する両さんであった それもそのはずでマリリン(麻里凛)はマリア(麻里愛)とは真逆の性格で両さんに対して好意を抱いている訳でもないので両さ…

マリアとマリリンの巻 感想

東京浅草で香港映画の撮影が行われていた 役を演じているのはマリア?にそっくりか女性だ、彼女は一体何者なのか? 何を隠そう彼女はマリアの双子の妹の麻里凛(通称マリリン)であった 彼女は女優の仕事をしており香港では知らない人がいないほどのスターらし…

麻里愛のとんでも父さん登場!の巻 感想

両さんが傷を負いながら派出所にやってきた パトロール中に岩鉄岩男と間違えられ襲われたというのだ 岩鉄岩男とはマリアのキックボクシング時代のコーチであり両さんにそっくりな顔をした男だ マリアの父親は岩鉄岩男からマリアを取り返すために門下生を使い…

ボジョレー狂騒曲の巻 感想

派出所に両さん宛てに5000本のボジョレーのワインが届いた テレビ局が開局30周年を記念して500名にプレゼントする予定だったワインが誤って両さん宛に届いてしまったらしい ワインを返してもらおうとするテレビ局側だが一度届いた商品は自分の物というジャイ…

笑撃の大運動会の巻 感想

両さんが公園でリヤカーを引いた産地直売の松茸売りから箱いっぱいの松茸を買ってきた しかし、よく見ると松茸は上っ面のみで下の方はよく分からないキノコが大量に敷き詰められていた 焼いて食べてしまえば同じと名前もわからないキノコを全て食べてしまっ…

ザ.グレートレースの巻 感想

中川が最近はまっているクラシックカーのレース大会が開催されるためナビゲーター役として(優勝賞金のため)両さんも一緒に出場する事になった クラシックカーとは(旧車、主に数十年以上前に製造された自動車やオートバイのことである) Wikipediaより抜粋 そ…

天才読書家!?両さんの巻 感想

両さんが子供たちの感受性を利用し賞金付きの読書エッセイ大賞に応募するお話し 漫画ならお手のものの両さんも文学本など生まれてから一度も読んだ事がない 国語が得意な子供たちに太宰治の本を読ませて感想文をまとめてそのまま応募する卑劣っぷり 両さんの…

囮捜査危機一髪の巻 感想

両さんにベタぼれのマリアが派出所の勤務になってからしばらくは平穏な日々が続いている マリアは勤務中でも両さんの側を離れようとせずに両さんの行動に興味津々なようだ しばらくして、部長が現れた 今、追っている麻薬捜査で運び屋が両さんの顔に似ている…

麻里愛の秘密♥️の巻 感想

前回初登場して両さんに一目惚れしたマリアだが男だったという事実を知りショックを隠しきれない両さん 今回はマリアがなぜ女装するようになったのか壮絶過去が語られる マリアの母は料理研究家、父は空手師範と真逆の環境で育てられたが文武両道を兼ね備え…

新任警官麻里愛登場♥️の巻 感想

単行本67巻今回のエピソードでは麻里愛、通称マリアが初登場します 自転車同士が道路の角でぶつかり合う運命的な出会い そしてマリアは両さんを見るなり一目惚れ(理由はふせます) 両さんを追いかけ警察官になってしまうという積極性 (出典元:秋本治先生のこ…

人生色いろ!の巻 感想

両さんが住む寮のおばちゃんからゴミだしを頼まれるのだが、引き受ける未来と断る未来の2パターンを描いた回です この運命の選択によって両さんの未来が大きく変わるのだが今回はページの上下 で読み進めていく手法をとっている 交互に読む事はできないので…

両さんの新人研修の巻 感想

派出所にやってきた研修生二人に両さんが警察官としてのあり方を指導するというお話しだ 警察官としてのあり方とは建前で両さんは研修生二人を連れ出してゲームセンターに遊びに行ってしまう よく遊びよく遊べが両さんの座右の銘なのだ よく遊んだあとはひと…

ロボコップ両さんの巻 感想

最近子供たちの間でブームになっているオモチャがサンダーアームという腕に装着して遊ぶオモチャだ 装着した機械から特殊な効果音が鳴り、まるでヒーローさながらの気分を味わえる事で人気となったのだが、この人気に乗じて両さんの知り合いのオモチャ会社も…

バイキング.ハードの巻 感想

派出所のメンバーで高級料理バイキングに来たが突如ビルが火災に見舞われ食べる前に避難を余儀なくされてしまうというお話し バイキングの会費は一人10000円、両さんはこの日のために元を取るため5日間水だけで生活していたらしい いよいよバイキング食べ放…