現代は保険ブームである
何かあった時の安心を買う、日本人にとっての転ばぬ先の杖である
保険など全く興味がなかった両さんだが中川の話しを聞きいつものように上手い儲け話しを考えだす
葛飾警察署内にて
保険の代理店を始めた両さん
口先1つでお得感を与える気持ちにさせ契約を次々にとっていく
しかし実際はとんでもない量の契約書に支給対象項目が書かれており全ての人間を金だけ奪い支給対象から除外していく
ほとんどの人間は分厚い契約書などに目を通さない人間の心理をうまくついた両さんであった
そして儲けに儲けたお金を貯金する事もなく1000万する高級美術品をキャッシュで購入した両さん
あまりの身勝手さに部長が怒ると弾みで壺が割れてしまう
本来古美術品には保険がかかるらしいが両さんは保険に加入していなかったのだ
悪銭身につかず、まさにオチ通りの結果となってしまった